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ルポンのロールケーキ物語。それは保育園の先生の一言から。
 
ルポンのロールケーキは1990年代前半、保育園の先生がふっとつぶやいた一言から生まれました。 「私の大切な子供たちのために、添加物などが入らないケーキをつくってほしい。もちろん大人にもね」

その一言に触発されスタッフと議論を重ね、結果「ロールケーキでやってみよう」と。先生のお申し出をヒントに、コンセプトを「自然な素材を用いて純に仕上げる」ことで私たちのロールケーキづくりがスタートしました。
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一般的によく使われている気泡剤や乳化剤を使わないのですから、もちろん最初は本当にかなりボソボソ。とてもお金を頂戴する代物ではありません。試作を重ね、限りなく無添加に近いロールケーキができ、くだんの先生をお訪ねしてお試しいただきました。心配顔の私を前に、まるで我が子に言うように「よくできました!」でも「ちょっと固いみたい。それに穴がブツブツ空いていて見た目がねえ…」
その時、私は胸の内でこうつぶやいていました。「でもそこが添加物を押さえたケーキの持ち味なんです。気泡剤や乳化剤を使えば、どこにでもあるようなしっとりさと見た目のキレイさは簡単に出せるんです、先生」と。
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宿題はその日のうちにやっつけないと。
課題はスポンジでした。やっぱり中のクリームよりみなさんが大事なのはスポンジなのです。
でも思うように進みません。
何度も何度もやり直しがつづき、息抜きに何気なく子どもと遊んでいる、その時でした。
閃いたのです。
「ケーキのスポンジ生地じゃなくカステラ作りの発想から生地づくりをしてみよう!」
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だからすべてもう一度最初から。
カステラのような「純」なスポンジをつくるために試みたことは、強い小麦粉と弱い小麦粉のバランスをとることからでした。
強いのは外国産、弱いのは国産で発見。
いろいろとブレンドを繰り返し、ベスト・ブレンドに辿り着くことができ、さらに小麦粉と卵の調合比率も理想的な塩梅を手にしました。

ここからは一気呵成に原材料選び。
卵は遠い親戚で配合飼料にうるさい鶏舎から。
牛乳は放牧飼育で知られる赤城の酪農家から調達。
生クリームは2種類の独自配合により甘すぎない軽い口当たりに仕上げました。
          
そして、生地作りは混ぜ方も重要。温度速度を見極めて丁寧に丁寧にキメを整えて…つぶれないように型へ。目指すのはふわっと軽く、それでいて口の中でしっとりと広がる…そんなスポンジ。焼き上げるときにもちょっとした工夫を凝らし、ルポンでしか味わえない繊細な食感を追及しました。
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ようやく完成したのが、ソフトな食感と見た目のきめ細やかさのなかに、卵の味がほのかな香りとともに広がり、ちゃんと小麦の味も込められたスポンジ生地と飽きのこないクリームとの取り合わせです。
自然な風合い、昔ながらの風味、シンプルなおいしさを目指した『プレーンな純正ロールケーキ』が誕生しました。
お蔭様でそれからは自信を持って何事にも臨め、年々いろいろと創意工夫しながら今の姿になったのが、ちょうどとりかかってから5年目です。
完成品は、あくまでも自然な風合い、風味、そして純朴な美しさなんです。
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これがルポンの味です。いい意味での「こだわり」です。
どの料理もそうですが、特に、味にこだわりのある有名店や老舗は、このロールケーキのようにどこまでも素材の持ち味とその良さを引き出し、美味しく仕上げてお客さまに喜ばれています。

だから私たちは信じています。
添加物を多く使い安定していて均一なロールケーキではありませんが、いつまでも忘れられずに愛されるロングセラーになるだろうと。
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